2020年04月24日

中村の独り言。その19

中村の独り言。その19

保菌者について。

コロナウイルスの感染拡大で、今までに経験のない緊急事態宣言が発令される中、私達自身の発症危機を感じさせる今日この頃です。
ワクチンや治療薬が無い中、私たちが保菌者とならない様に注意が必要です。

保菌者とは、ウイルスが体内に潜伏しているが発症しない状態で、自覚症状はないが他人に感染させる力は持っている者です。

保菌者の存在から、国立感染症研究所感染症疫学センターは4月20日、新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領を改訂し、感染者との濃厚接触者の定義を変更しました。

新たな定義では、感染者の発症2日前から、手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と15分以上の接触があった者が濃厚接触者に加えられました。

感染経路の対策としては、「密閉」「密集」「密接」にならず「手洗い」「うがい」マスク」「手袋」「予防着」なのでしょう。

発症の心配のみではなく、ウイルスをヒトに移さないために保菌者にならない努力も大切ですね。

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