2020年06月17日

中村の独り言。その21

新型コロナウイルスへの感染歴を調べる抗体検査の結果は、陽性率が東京010%、であった。他の地域でも同じような結果から、国内では多くの人が抗体をもっていないとなります。私は潜在感染者が1割近くいると想定していたので少ない陽性率に驚きです。ワクチンがまだ出来ない中、第2波に向けた対策の必要性を感じます。日本の感染者が少ない理由に衛生意識の高さを感じます。温故療院こもれびの丘では、設計段階から空気感染や接触感染予防を意識しています。元気になりたい方々が来所する施設で、感染症を発症させるわけにはいかないとの思いからです。空気感染予防には、積極的に外気を導入し排気することに力を入れました。こだわりの大きなエアコンは、内部に外からの空気を導入する仕組みです(普通のエアコンは内気循環)。接触感染予防では、鍼灸治療の際はシーツも一人ひとり新しいシーツに交換しています。もちろん施術機材は滅菌消毒。マスクに手洗いは当たり前。想定できる感染症に効果的に備えて行く施設なのです。

 

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