2020年08月17日

中村の独り言。その23

中村の独り言。その23

浜松市で40℃を超えた気温を観測するなど、“危険な暑さ”が続く今年の夏。熱中症についてはまだまだ、注意が必要な様子です。

熱中症も心配ですが、「水中毒」という言葉をご存じでしょうか?
この「水中毒」はその名の通り、「過剰な水分摂取によって生じる中毒症状」で、血液検査の結果、低ナトリウム血症の状態になっているということです。
水に危険な毒素が含まれているというわけではなく、水を大量に飲むことでナトリウム、つまり塩分が血液中に少なくなってしまっている状態を引き起こすのが「水中毒」です。
これが低下していくと・・・。
・軽度の疲労感。・頭痛、嘔吐、精神症状の低下。・けいれん、昏睡。さらに進むと呼吸困難などで死亡もありうる様です
症状としては、熱中症と同じ様な症状が出てくるのです。
「水中毒」にならないためにはどうすればいいのでしょうか?
暑い時期に汗を多く出す方は、こまめな電解質入りのスポーツドリンクの飲用か、水やお茶の他に「塩飴」「梅干し」なども効果的です。熱中症予防のためには、水分と同時に塩分もしっかり補給する必要がありますね。

topに戻る